マンジャロを30代で始めるなら?70kgなら3.5kg減が目標になります
30代で置く目標は、体重70kgなら2.1kg・3.5kg・7kg。落ちにくくなったのは気のせいではなく、厚生労働省の資料に載る基礎代謝量の推算式が31歳で変わるためです。30代での進め方と費用までまとめました。
「20代のときと同じことをしているのに落ちない」。30代でよく聞く実感です。
30代で置く目標は、体重70kgなら3%で2.1kg、5%で3.5kg、10%で7kgです。落ちにくくなったのは気のせいではありません。厚生労働省の資料に載っている基礎代謝量の推算式は、31歳で計算式そのものが変わります。
30代で体重が動きにくくなる理由と、マンジャロを使う場合の進め方を整理します。
※本記事に掲載されている体験談や口コミは、あくまで個人の感想です。効果・効能には個人差があり、同様の結果を保証するものではありません。また、本記事の内容は医学的アドバイスではありませんので、使用を検討される際は必ず医師にご相談ください。
30代から基礎代謝の推算式が変わる
厚生労働省の最適使用推進ガイドラインには、臨床試験で使われた食事療法の基準として、体重から基礎代謝量を推算する式が示されています。
出典 厚生労働省最適使用推進ガイドライン チルゼパチド(販売名 ゼップバウンド皮下注アテオス)
| 性別 | 年齢 | 基礎代謝量の推算式 |
|---|---|---|
| 男性 | 18〜30歳 | 15.057×体重(kg)+692.2 |
| 男性 | 31〜60歳 | 11.472×体重(kg)+873.1 |
| 男性 | 60歳超 | 11.711×体重(kg)+587.7 |
| 女性 | 18〜30歳 | 14.818×体重(kg)+486.6 |
| 女性 | 31〜60歳 | 8.126×体重(kg)+845.6 |
| 女性 | 60歳超 | 9.082×体重(kg)+658.5 |
注目すべきは、31歳を境に体重に掛ける係数が下がる点です。女性では14.818から8.126へと大きく変わります。20代までの条件はマンジャロは20代でも処方される?で扱っています。
同じ体重で計算するとどれだけ違うか
体重70kgで比べてみます。
| 性別 | 18〜30歳の推算値 | 31〜60歳の推算値 | 差 |
|---|---|---|---|
| 男性 | 約1,746kcal | 約1,676kcal | 約70kcal |
| 女性 | 約1,524kcal | 約1,414kcal | 約110kcal |
総エネルギー消費量はこの推算値に1.3を掛けた量とされるため、女性では約142kcalの差になります。毎日の差としては小さく見えますが、1ヶ月では約4,300kcalです。
「同じ生活なのに増えていく」という実感には、こうした背景があります。
30代の肥満の割合は20代から一段上がる
令和5年の国民健康・栄養調査では、肥満者(BMI25以上)の割合が年代ごとに報告されています。
| 年代 | 男性 | 女性 |
|---|---|---|
| 20〜29歳 | 23.2% | 11.8% |
| 30〜39歳 | 30.2% | 12.4% |
| 40〜49歳 | 34.3% | 19.0% |
| 50〜59歳 | 34.8% | 24.3% |
出典 厚生労働省令和5年国民健康・栄養調査結果の概要
男性は20代の23.2%から30代で30.2%へと、7ポイント上がります。3割を超えるのはこの年代からです。
女性は30代では12.4%とまだ低く、大きく上がるのは40代(19.0%)以降になります。
30代でマンジャロを使う場合の条件
年齢の条件は満たします。確認が必要なのは体格のほうです。

ミライメディカルクリニックの基準は次のとおりです。
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| 初回の用量 | 2.5mgから開始 |
| BMI18.5以下 | 処方不可 |
| BMI18.5〜20 | 2.5mgのみ。5.0mgは処方不可 |
| BMI23未満 | 10.0mgは処方不可 |
保険診療でチルゼパチド(マンジャロと同じ有効成分)を肥満症の治療に使う場合は、さらに条件があります。高血圧・脂質異常症(血液中のコレステロールや中性脂肪の値が基準から外れた状態)・2型糖尿病のいずれかの診断があり、BMI27以上で健康障害を2つ以上有するか、BMI35以上であることが求められます。
体重を減らす目的での使用は自由診療になり、全額自己負担です。
30代は生活のほうに原因があることも多い
基礎代謝の推算値が下がるのは事実ですが、30代の体重増加はそれだけでは説明できません。生活側の変化が重なります。
臨床試験では、参加者全員が食事療法と運動療法を受けており、運動は週150分以上が推奨されていました。薬を使う場合も、この部分は並行して行うことが前提になります。
マンジャロを30代で始める場合の進め方
添付文書では、週1回2.5mgから開始し、4週間投与した後に5mgへ増量するとされています。

| 月 | 用量 | この時期にわかること |
|---|---|---|
| 1ヶ月目 | 2.5mg | 副作用が出るかどうか。食欲の変化 |
| 2ヶ月目 | 5mg | 体重の動きが見えてくる |
| 3〜4ヶ月目 | 調整後の用量 | 続けるかどうかの判定 |
厚生労働省のガイドラインでは、3〜4ヶ月投与しても改善傾向が認められない場合には中止するとされています。判定までは3〜4ヶ月続ける前提で計画を立てることになります。
仕事と両立させるための工夫
30代は仕事が忙しい時期と重なります。続けるための段取りを先に決めておくと、途中で止まりにくくなります。
- 打つ曜日を、翌日に予定が少ない日に設定する
- カレンダーに繰り返しの予定として登録する
- 定期便の到着日と打つ曜日をそろえる
- 体重は週1回、同じ曜日に測る
オンライン診療なら、通院のために仕事を抜ける必要がありません。
30代で気をつけたいこと
妊娠の可能性がある場合
厚生労働省のガイドラインでは、妊婦または妊娠している可能性のある女性には投与しないこと、妊娠する可能性のある女性には投与中および最終投与後1ヶ月間の避妊の必要性を説明すること、とされています。
妊娠を考えている時期と重なる場合は、その計画を含めて医師に相談してください。
筋肉量を落とさない食べ方
体重が減るとき、筋肉量も一緒に減ります。30代以降は基礎代謝の推算値が下がる時期なので、筋肉量が落ちるとさらに動きにくくなります。
厚生労働省のガイドラインでは、たんぱく質からエネルギーの約20%を摂ることが示されています。食事量が減っている時期ほど、何から食べるかが効いてきます。
やめた後を見据える
体重を減らす目的での投与は最大72週間とされ、72週間後までに中止できるよう指導することが示されています。
30代で始める場合、その後の期間のほうが長くなります。薬を使っている間に食事と運動の形をつくれるかどうかが、その先を左右します。
やめた後の変化はマンジャロをやめたらどうなる?中止後の変化とリバウンドの予防法で扱っています。
マンジャロを30代で使う費用と続け方
判定の時期である3〜4ヶ月まで続ける前提で、費用を見ておきます。ミライメディカルクリニックの価格(税込)です。
| 用量 | 1ヶ月定期便(4本) | 3ヶ月定期便の月額 | 6ヶ月定期便の月額 |
|---|---|---|---|
| 2.5mg | 13,000円 | 12,000円 | 11,000円 |
| 5.0mg | 26,000円 | 24,000円 | 22,000円 |
| 7.5mg | 39,000円 | 36,000円 | 32,400円 |
診察料は0円、送料は税込5,500円以上で無料です。
1ヶ月目が2.5mg、2ヶ月目以降が5.0mgという流れなら、3ヶ月で約65,000円、6ヶ月で約121,000円が目安になります。
編集部がマンジャロ使用経験者200名に行った調査では、治療費の支払い方法として理想的なものに「月額定額制」を挙げた方が46.5%で最多でした。金額が読めることが続けやすさにつながる、という結果です。
費用の全体像はマンジャロはいくらかかる?1ヶ月・3ヶ月・半年の費用にまとめています。
マンジャロで30代に出やすい副作用と対処
胃腸の症状は開始直後と増量した直後に出やすく、体が慣れるにつれて軽くなっていきます。
| 症状 | 出やすい時期 | 対応の基本 |
|---|---|---|
| 吐き気 | 打った翌日から数日 | 一度に食べる量を減らし、脂っこいものを控える |
| 便秘 | 1週目以降 | 水分と食物繊維を意識する |
| 下痢 | 打った直後の数日 | 水分をこまめに取り、脱水を避ける |
編集部の調査では、副作用が落ち着くまでの期間は、200名のうち1週間以内が50名、2週間以内が57名、1ヶ月以内が51名でした。2週間以内までに落ち着いた方が53.5%、1ヶ月以内まで含めると79.0%になります。
実施期間 2025年9月6日〜2025年9月8日 調査方法 クラウドワークス
対象者 マンジャロ使用経験者(男女含む) 回答数 200名
※本アンケートは編集部が独自に実施したものです。個人の感想や経験に基づく回答であり、効果には個人差があります。
添付文書には重大な副作用として低血糖、急性膵炎(すい臓の急な炎症)、胆のう炎(胆のうの炎症)、胆管炎(胆汁の通り道の炎症)、胆汁うっ滞性黄疸(胆汁の流れが滞って皮膚や白目が黄色くなる状態)、アナフィラキシー(急激なアレルギー反応)、血管性浮腫(唇やまぶたなどが急に腫れる状態)、イレウス(腸の動きが止まり、便やガスが出なくなる状態)が記載されています。嘔吐をともなう持続的な激しい腹痛は急性膵炎の初期症状として注意が呼びかけられており、この場合は使用を中止して速やかに受診してください。
マンジャロと30代についてよくある質問
30代から痩せにくくなったのは本当ですか
厚生労働省の資料に載る基礎代謝量の推算式は31歳で係数が変わり、同じ体重でも推算値が下がります。体重70kgの女性で約110kcalの差になります。
30代でもマンジャロは処方されますか
年齢の条件は満たします。BMIの条件があり、ミライメディカルクリニックではBMI18.5以下の方に処方できません。
30代の効果は20代と違いますか
年代による効果の差を示したデータはありません。ただし基礎代謝の推算値が下がる分、食事と運動の内容が結果に影響しやすくなります。
仕事が忙しくて通院できませんが使えますか
オンライン診療なら自宅や職場から受診できます。ミライメディカルクリニックでは診察料が0円で、薬は配送されます。
何ヶ月続ければ結果が出ますか
厚生労働省のガイドラインでは、続けるかどうかの判定は3〜4ヶ月投与した時点とされています。月数の目安はマンジャロは何ヶ月で痩せる?で扱っています。
30代の体の変化を相談するならミライメディカルクリニック

- 2.5mg・5.0mg・7.5mg・10.0mgを取り扱い。初回は2.5mgから
- 1ヶ月定期便(4本)13,000円。6ヶ月定期便なら1本2,750円
- 診察料0円、送料は税込5,500円以上で無料
- 増量の判断もオンラインの診察で相談できる
※自由診療です。効果・副作用には個人差があります。料金と条件の詳細は公式サイトでご確認ください。
30代は仕事や家庭の予定が詰まりやすい時期です。ミライメディカルクリニックのオンライン診療なら、自宅や職場から医師の診察を受けられ、通院のために時間を空ける必要がありません。
定期便は30日・90日・180日の周期から選べ、停止と解約は次回発送予定日の5日前までに公式LINEで連絡する形です。用量が変わりやすい最初の数ヶ月は短い周期にしておくと調整しやすくなります。
初めて使う方は2.5mgからの開始で、BMIが18.5以下の方には処方できません。BMI18.5〜20の方は2.5mgのみ、BMI23未満の方には10.0mgを処方できない基準を設けています。
まとめ
30代で体重が動きにくくなるのには根拠があります。厚生労働省の資料に載る基礎代謝量の推算式は31歳で係数が変わり、体重70kgの女性で約110kcal、男性で約70kcal推算値が下がります。
令和5年の国民健康・栄養調査では、男性の肥満の割合が20代の23.2%から30代で30.2%へと上がり、3割を超えるのはこの年代からでした。
マンジャロを使う場合、年齢の条件は満たしますが、BMIの条件があります。判定までは3〜4ヶ月続ける前提で計画を立て、その間に食事と運動の形をつくっておくことが、やめた後の維持につながります。
