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厚生労働省のガイドラインと添付文書をもとに解説

マンジャロは何ヶ月続ける?60kgが57kgになるまで4〜6ヶ月。体重別の早見表

続ける月数は、いまの体重となりたい体重の差で決まります。60kgの方が57kgまでなら4〜6ヶ月、54kgまでなら12ヶ月前後。体重別の早見表と、増量スケジュールから計算した最短月数、用量別の総額まで示しました。

「何ヶ月くらい続けることになるのか」。始める前に月数の見当がつかないと、費用も予定も組めません。

答えは目標によって変わります。ただし、まったくの手探りというわけではありません。増量のスケジュールと公的な判定の時期から、必要な月数はある程度まで計算できます。

目標別の月数の目安と、その根拠を整理します。

※本記事に掲載されている体験談や口コミは、あくまで個人の感想です。効果・効能には個人差があり、同様の結果を保証するものではありません。また、本記事の内容は医学的アドバイスではありませんので、使用を検討される際は必ず医師にご相談ください。

マンジャロを続ける月数は目標で決まる

いまの体重から、どこまでなら何ヶ月で届くのかを先に出します。

いまの体重3〜6ヶ月で届く体重4〜6ヶ月で届く体重12ヶ月前後で届く体重
60kg58kg57kg54kg
70kg68kg67kg63kg
80kg78kg76kg72kg
90kg87kg86kg81kg
100kg97kg95kg90kg

60kgの方が57kgを目指すなら4〜6ヶ月、54kgまでなら12ヶ月前後。80kgの方が72kgを目指すなら12ヶ月前後という読み方になります。

まず全体像です。体重を減らす目的で使う場合、区切りになる月数は3つあります。

マンジャロの治療は用量を上げる時期・続けるか決める時期・薬を手放す準備をする時期の3つに分かれ最長72週間
月数何が起きる区切りか根拠
3〜4ヶ月続けるか中止するかの判定厚生労働省の最適使用推進ガイドライン
3〜6ヶ月現体重の3%減という最初の目標の評価日本肥満学会 肥満症診療ガイドライン2022
約17ヶ月(72週)投与期間の上限厚生労働省の最適使用推進ガイドライン

出典 厚生労働省最適使用推進ガイドライン チルゼパチド(販売名 ゼップバウンド皮下注アテオス)

つまり最短でも3〜4ヶ月、長くても72週(約17ヶ月)というのが、公的な資料から読み取れる範囲です。「1ヶ月だけ」や「一生続ける」は、どちらも想定されていません。

最短でも3〜4ヶ月かかる理由

なぜ最短が3〜4ヶ月なのか。増量の手順を見ると理由がはっきりします。

マンジャロを続ける月数は目標3%で3〜6ヶ月、5%で4〜6ヶ月、10%で12ヶ月前後
時期用量位置づけ
1ヶ月目2.5mg体を薬に慣らす導入用量
2ヶ月目5mgここが維持用量
3ヶ月目5mg または7.5mg効果を見ながら調整
4ヶ月目調整後の用量判定の時期

増量は4週間以上の間隔をあけて2.5mgずつ、最大15mgまでと添付文書で定められています。出典 マンジャロ皮下注アテオス 添付文書(PMDA)

1ヶ月目の2.5mgは、効かせるための量ではなく慣らすための量です。この時点で「思ったより減らない」と判断してやめてしまうと、本来の量を試さないまま終わることになります。

目標3%なら3〜6ヶ月が目安

日本肥満学会の肥満症診療ガイドライン2022では、肥満症の減量目標を現体重の3%以上、高度肥満症では5〜10%とし、3〜6ヶ月を目安に評価するとされています。

出典 日本肥満学会 肥満症診療ガイドライン2022(P3 図1-2)。同じ図は日本動脈硬化学会のサイトに肥満症治療指針として掲載されています

3%は、体重70kgの方なら2.1kg、80kgなら2.4kgです。見た目ではほとんど変わらない数字ですが、血圧・中性脂肪・血糖の値はこの水準から動き始めます。

健康診断の数値を戻すことが目的なら、3〜6ヶ月がひとつの区切りになります。

目標5%なら4〜6ヶ月が目安

臨床試験で主要な評価項目に置かれたのが、5%以上の体重減少です。厚生労働省のガイドラインでも、十分な減量が得られた場合として5%という水準が挙げられています。

日本人の肥満症の方を対象に承認前におこなわれた大規模な臨床試験では、72週時点で5%以上減った人の割合が次のとおりでした。

グラフのチルゼパチドはマンジャロの有効成分です。

プラセボ(薬なし)
21.2%
チルゼパチド 10mg
94.9%
チルゼパチド 15mg
96.9%

72週時点で5%以上体重が減った人の割合(厚生労働省の最適使用推進ガイドライン掲載データより作成)

10mgで94.9%、15mgで96.9%が5%以上減っています。ほとんどの方が到達している水準です。

ただしこれは72週時点の数字です。5%に届くまでの月数そのものは公表されていません。増量が一巡する3〜4ヶ月の判定時期に体重が動いていれば、その延長で4〜6ヶ月ごろに5%へ届く方が多くなります。

5%に届いた時点が卒業の検討時期になる

ここが多くの方の想定と違うところです。5%に届いたら「もっと減らそう」ではなく「やめることを考える」段階になります。

厚生労働省のガイドラインには、十分な減量効果が認められた場合には投与継続の必要性を慎重に判断し、投与開始から72週を待たずに中止と食事療法・運動療法のみによる管理を考慮すること、と書かれています。

判断の詳しい基準はマンジャロはいつまで続ける?終われる4つの条件で整理しています。

目標10%以上なら12ヶ月前後を見込む

見た目をはっきり変えたい場合、目安は10%以上です。体重80kgの方なら8kg、90kgなら9kgにあたります。

臨床試験の72週時点では、10mgで88.1%、15mgで92.3%が10%以上減っていました。15%以上に届いたのは10mgで67.8%、15mgで83.1%です。

減量の程度10mg群15mg群
5%以上94.9%96.9%
10%以上88.1%92.3%
15%以上67.8%83.1%
20%以上44.1%66.2%

平均体重約92kg、糖尿病のない方が対象です。全員が食事療法と運動療法を並行しています。

10%を超える減量は、72週という長い期間をかけた結果です。用量を10mgまで上げるだけでも、4週間ごとの増量で最短12週かかります。12ヶ月前後は見込んでおくのが現実的です。

マンジャロを続ける月数と費用の関係

月数が決まれば、総額が計算できます。ミライメディカルクリニックの定期便(税込)で見てみます。

用量月額(6ヶ月定期便)6ヶ月12ヶ月72週(約17ヶ月)
2.5mg11,000円66,000円132,000円187,000円
5.0mg22,000円132,000円264,000円374,000円
7.5mg32,400円194,400円388,800円550,800円

診察料は0円、送料は税込5,500円以上で無料です。実際には用量が途中で変わるため、上の表は同じ用量を続けた場合の見積もりです。

現実的な組み合わせで考えると、1ヶ月目が2.5mg、2ヶ月目以降が5.0mgという流れが多くなります。この場合、6ヶ月で約121,000円、12ヶ月で約253,000円が目安です。

用量別の詳しい費用はマンジャロはいくらかかる?1ヶ月・3ヶ月・半年の費用にまとめています。

続けられる月数から用量を逆算する方法

費用が理由で3ヶ月でやめてしまうより、用量を上げずに6ヶ月続けるほうが結果につながることがあります。判定の時期まで到達しないと、そもそも効いているかどうかがわからないためです。

マンジャロの月数が延びる原因と縮める方法

同じ目標でも、必要な月数は人によって変わります。延びやすい原因は次の3つです。

1
胃腸の症状で増量が遅れる
吐き気や下痢が強いと、増量を先延ばしにしたり1段階戻したりします。その分だけ月数が延びます。症状は多くの場合、体が慣れるにつれて軽くなります。
2
食事と運動が並行できていない
臨床試験では全員が食事療法と運動療法を受け、運動は週150分以上が推奨されていました。薬だけで進めた場合、同じ月数でも結果が変わります。
3
打つ曜日が毎週ずれている
週1回・同一曜日が原則です。間隔が不規則だと体内の濃度が安定しません。

副作用が続く期間の目安はマンジャロの副作用はいつまで続く?で扱っています。

月数の計画を立てるときに決めておく3つのこと

始める前に次の3つを決めておくと、途中で迷いにくくなります。

1
目標を割合で置く
「あと10kg」ではなく「開始時から5%」と置きます。3%や5%という公的な基準はすべて割合で決まっているためです。
2
判定の時期をカレンダーに書く
開始から3〜4ヶ月後に、続けるかどうかを見直す日を決めておきます。
3
予算の上限を先に決める
用量が上がると月額も上がります。いくらまでなら続けられるかを先に決めておくと、増量の判断がしやすくなります。

医師に確認しておくとよいこと

診察の場で聞いておくと、月数の計画が具体的になります。

2型糖尿病の治療として使う場合は月数の考え方が違う

ここまでは体重を減らす目的での話です。マンジャロの効能・効果は2型糖尿病であり、治療目的で使う場合は考え方が変わります。

使い方月数の考え方費用
2型糖尿病の治療(保険)血糖の状態に応じて長期に継続3割負担
肥満症の治療(保険・ゼップバウンド)最大72週間3割負担
体重を減らす目的(自由診療)目標に届くまでを医師と設定全額自己負担

保険が使えるかどうかは診断名で決まります。BMIや体重だけでは判断できません。詳しくはマンジャロは保険適用される?対象条件や費用の目安で整理しています。

マンジャロを何ヶ月続けるかについてよくある質問

マンジャロは最低何ヶ月続ける必要がありますか

公的な資料に「最低◯ヶ月」という定めはありません。ただし厚生労働省のガイドラインが3〜4ヶ月を判定の時期としていることから、効いているかどうかを見るには3〜4ヶ月が必要になります。

1ヶ月だけ試すことはできますか

処方自体は可能です。ただし1ヶ月目は2.5mgの導入期間で、本来の用量に届いていません。1ヶ月で判断すると効き方を見誤ります。詳しくはマンジャロを一ヶ月だけ使うとどうなる?で扱っています。

何ヶ月で見た目が変わりますか

編集部がマンジャロ使用経験者200名に行った調査では、最初に実感した変化として「見た目の変化」を挙げた方は10.5%にとどまり、多くは「食欲の変化」(51.5%)と「体重減少」(38.0%)でした。見た目としての変化は3ヶ月ごろから出てくる方が多くなります。

調査テーマ マンジャロダイエットについて
実施期間 2025年9月6日〜2025年9月8日 調査方法 クラウドワークス
対象者 マンジャロ使用経験者(男女含む) 回答数 200名
※本アンケートは編集部が独自に実施したものです。個人の感想や経験に基づく回答であり、効果には個人差があります。

途中で1ヶ月休んでも大丈夫ですか

自己判断での中断は避けてください。厚生労働省のガイドラインでは、中止後に悪化した場合、原則6ヶ月以上の食事療法・運動療法を経てから再投与するとされています。休む予定があるなら事前に医師へ相談してください。

72週を超えて続けることはできますか

体重を減らす目的では、72週を超えた期間のデータがありません。そのためガイドラインでは投与は最大72週間とされています。2型糖尿病の治療として使う場合は、血糖の状態に応じて長く続けることがあります。

続ける月数を相談するならミライメディカルクリニック

オンライン診療なら、通院せずに医師の診察を受けて自宅で受け取れます
ミライメディカルクリニックのマンジャロ。1本あたり2,750円(税込)から、診察料と送料は0円
ミライメディカルクリニック
  • 2.5mg・5.0mg・7.5mg・10.0mgを取り扱い。初回は2.5mgから
  • 1ヶ月定期便(4本)13,000円。6ヶ月定期便なら1本2,750円
  • 診察料0円、送料は税込5,500円以上で無料
  • 増量の判断もオンラインの診察で相談できる
LINEで料金と条件を見る診察料0円/自由診療

※自由診療です。効果・副作用には個人差があります。料金と条件の詳細は公式サイトでご確認ください。

月数の計画は、費用と体の反応の両方から決まります。ミライメディカルクリニックのオンライン診療なら、自宅や職場から医師に相談でき、増量や継続の判断のたびに通院する必要がありません。

定期便は30日・90日・180日の周期から選べます。増量の可能性がある最初の数ヶ月は30日周期、用量が落ち着いてから長い周期へ切り替えるという組み方も可能です。停止と解約は次回発送予定日の5日前までに公式LINEで連絡する形になります。

初めて使う方は2.5mgからの開始で、BMIが18.5以下の方には処方できません。BMI18.5〜20の方は2.5mgのみ、BMI23未満の方には10.0mgを処方できない基準を設けています。

まとめ

マンジャロを何ヶ月続けるかは、目標によって変わります。現体重の3%減なら3〜6ヶ月、5%減なら4〜6ヶ月、10%以上を目指すなら12ヶ月前後が目安です。

区切りになるのは3つの月数です。3〜4ヶ月で続けるかどうかの判定があり、3〜6ヶ月で最初の減量目標を評価し、約17ヶ月(72週)が投与期間の上限になります。

最初の1ヶ月は2.5mgの導入期間で、本来の用量に届いていません。この時点の結果で判断すると効き方を見誤ります。月数の計画は費用と合わせて、開始時に医師と決めておく形が現実的です。

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